どうも、shoです。
前回の続き
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どうも、shoです。 今回は「ぼくが中学生の頃に不登校になったエピソード」を書いていきます。 みなさんは学校が好きですか? ぼくは学校が大嫌いでした(笑) なぜ学校が嫌いになっ[…]
今学校に行っていない不登校児さん、その子どもを持つ保護者の方にもこの記事が少しでも参考になれば幸いです。
よろしければご覧ください。
不登校生活開始
ぼくは下記の理由で学校に行かなくなり、不登校になりました。
- 朝起きるのが苦手になった
- 満員電車が苦しい
- 担任教師が生理的に受け付けない
- クラスメイトからイジメられる
- 学校の勉強についていけない
これらの理由が積み重なり、学校に行かなくなりました。
ぼくにとって、学校は完全なる無理ゲー状態に。
学校を休みがちになり、朝も起きれず、ぼくはおかしい状態に陥りました。
ぼくを分かってくれなかった親もさすがに心配して、病院に連れていってくれました。
医者に診てもらった結果
ぼくは医者に見てもらい、診断結果を3つ言い渡されました。
- うつ病
- 起立性調節障害
- 自律神経失調症
この診断を受け渡されたとき、ぼくは目の前が真っ暗になりました。

これから自分はいったいどうすれば・・・
今まで、なに不自由なく健康に過ごしていたのに。
精神的に毎日追い詰められると、健康な人でもいずれ病気になるのかと。
このころ、まだ14歳で若いのに人生に絶望していました。
健康を損なうと、なにをしていても楽しみを見出せないし、自分は不幸だと感じましたね。
いつまでも健康でいたいものです。
医者の一言で救われた
診断結果を受けて絶望している最中、お医者さんから優しい言葉をかけられました。

よく頑張ってましたね。ゆっくり休みましょう。
お医者さんからの一言で、なぜかぼくの心は救われたような気がしました。
自分を理解してくれる人が目の前にいて、心に抱え込んでいた重荷がスーッと軽くなったような気分になりました。
ぼくは学校をサボり、なまけているだけだと思っていましたが、そんなことはありませんでした。
学校の環境から受けるストレスのせいで心が悲鳴を上げており、心の病気になっていただけだと分かってホッとしたのを覚えています。
親も理解してくれた
薬を処方してもらい病院をあとにして帰宅中、親から

と言ってくれました。
それを聞いて、また自分の心の重荷がなくなったような感じがしました。
親も以前は、ぼくが学校に行きたくない気持ちを理解してくれなかった立場でしたが、病院の診断結果を見てこれを機に少し理解してくれました。
医者の力ってすごい(笑)
その日からぼくは中学卒業まで、学校に行くことはなかったです。
子供一人ひとりによってタイプが違うように、不登校になるタイプもそれぞれ違ってきます。
ぼくは心の病気から不登校になりましたが、これは数あるタイプの中からの1つでしかありません。
もしぼくと同じようなタイプであれば、心療内科、カウンセリングを受けることをおすすめします。
不登校中は好きなことばかりやってた
学校へ行かなくなると、自分の時間は必然的に増えます。
このたくさんの時間をどう過ごすかが不登校児の課題です。
ぼくは自分が好きなことをとことんやりました(笑)
ぼくが不登校のときにやっていたものはこちらです。
- オンラインゲーム
- パソコンいじり
- ネイル
- マンガ
- アニメ
- ペットと遊ぶ
- ネット
見よ、この圧倒的オタク感・・・!
とくにオンラインゲームは極めすぎて、世界ランク1位のチームから勧誘を受けてそこでプレーすることもありました。
このまま続けていたら、プロゲーマーになって大金稼いでいたかもしれないです(笑)
現在はゲームをすると疲れるので全然していませんが・・・。
パソコンは自分で組み立てにチャレンジしてみたり、ゲーム機を改造したり、ネットでは年齢の違う友達をつくって夜中まで話したこともありました。(今もそのネット友達とはゲームしたり、一緒に旅行したこともあります)
ネットサーフィンをこよなく愛するようになったり、当時はニコニコ動画がすごく流行っていたのでよく試聴していましたね(笑)
自律神経を整える
ぼくは自律神経失調症を患ったため、心療内科に通って自律神経を整える訓練をしていました。
自律神経とは
自律神経とは、全身の器官をコントロールする神経のことです。
自律神経は、
- 内臓の働き
- 代謝
- 体温
これらの機能をコントロールするために、自分の意思とは関係なく24時間働き続けています。
例えば、心臓を動かすときは自分の意思で動かしてはないですよね。
また食べものを消化するときも、自分の意思で消化するぞ!と思わなくても、食べものは消化できます。
これらの動きは全て、自律神経のおかげで機能しています。
自律神経失調症はうつ病になりやすい
この自律神経失調症になると、うつ病を発症しやすくなります。
そして、体にさまざまな症状が現れます。
- 慢性的な疲労
- だるさ
- 不眠
- 下痢
精神的な症状のものとしては、
- イライラ
- 不安感
- 疎外感
- 落ち込み
- やる気が出ない
- ゆううつになる
- 感情の起伏が激しい
- あせりを感じる
当時のぼくは、いくつもの項目に当てはまっていました。
ぼくが患ったうつ病を取り除くためには、自律神経を整えなければなりませんでした。
自律神経失調症になった場合、人間本来の機能がうまく機能せず、体調を崩してしまいます。
自律神経失調症の治療法
自律神経を整える治療法は様々あります。
ぼくは治療法として、「体を動かす治療法」を取り入れました。
体を動かす治療法とは、体を動かして肉体的疲労を感じさせることです。
自律神経を整えるためには、2つの疲労をバランスよく体に取り入れないといけません。
2つの疲労とは、
- 肉体的疲労
- 精神的疲労
この2種類の疲労をバランスよく体に取り入れることで、人間は心に充足感を得られるようになると言われています。
そうすることで、自律神経が整うわけです。
精神的疲労ばかりだとうつになる
ぼくは精神的疲労によるステータスが多かったため、バランスがとれず自律神経失調症になりました。
なので、肉体的疲労も取り入れ、疲労のバランスをとらなければなりませんでした。
精神疲労ばかり受けていると最悪の場合、精神疾患になり廃人になります。
電車に乗るとたまにそういった人を見かけますが、おそらく会社で長い期間ストレス受け続けている人かもしれません。
健全なる精神は健全な肉体に宿る
健全なる精神は健全な肉体に宿る。
みなさんは、この言葉を聞いたことがあるでしょうか?
この言葉はまさにその通りで、精神を鍛えるならまず肉体から鍛えるべきです。
そうすることによって、精神も鍛えられます。
- 格闘家
- 自衛隊
- 消防隊
- 警察官
- スポーツ選手
彼らがどんな状況でも精神的にタフなのは、日頃から体を鍛えているからです。
こういったタフな人たちに、精神が弱い人はいませんよね(笑)
水泳がおすすめ
ぼくは泳ぐことが得意だったので、自宅の近くにある市民プールで昼間から泳いで運動をしていました。
水泳は有酸素運動の中でも最も運動強度が高く、呼吸循環系も鍛えることができます。
またランニングよりも足腰の負担が軽減されるため、走ることが苦手な方は水泳がおすすめです。
泳いだあとは肉体的疲労でクタクタです。
小学校のプールの授業が終わって、次の授業で脱力しているような感じでしょうか(笑)
頭の中もスッキリして、夜はぐっすり眠れました。
ぼくは中学校生活では、精神的疲労ばかり感じていたので身体をよく動かし、肉体的疲労を取り入れ自律神経を整えていました。
適度な運動は、体にも心にも良い影響があります。
ぼくは自分の中から中学校を切り離し、
- 好きなことをしてリフレッシュ
- 体を動かして自律神経を整える
この生活を1年間ほど続けました。
時間はかかりましたが、自分の体調は徐々に回復しつつありました。
勉強はどうしていたか
中2の夏から卒業まで学校には行っていなかったので、学校の勉強は全くやっていませんでした。
ぼくの学力は、中2で終わっています(笑)
ちなみに数学なんてものはルート(√)で終わっています。
ルートってどんな場面で使うんですか?教えて偉い人。
英語も全然読めないし、自分の偏差値はかなり低いです。
偏差値が低くても心配ないですよ
学校の勉強ができるに越したことはありませんが、ぶっちゃけ学校の勉強ができなくても心配いらないです。
ぼくの経験上、学校の偏差値が低くても日常の生活で困ったことはそんなにありません。
強いて言えば、困ることは2つぐらいです。
- 受験のときに困る
- 狭い世界の中で下に見られる
偏差値が低いと、こういった場面では困ることがあります。
いまの日本ではそれなりの学校に行きたいなら受験は避けて通れません。
そのときに学校の勉強ができなければ困ります。
人は社会の中でしか生きられないので、狭い世界で生きることがあります。
そのとき学力でしか人を測れない人間が近くにいると、どうしても下に見られることもあります。
でも成績や偏差値って人生の本質ではないですから、学校の勉強ができなくても大丈夫ですよ。
興味・関心があるものはとことん勉強する
ただ、ぼくは学校の勉強こそしなかったですが、興味・関心があるものに対してはかなり勉強しました。
たとえば、
- パソコンがうまく動かない→原因を調べる
- ゲーム機を改造する→どうすれば改造できるのか
といったように、解決できるまで調べました。
自分の興味・関心については、とことん勉強することをおすすめします。
学校は狭い世界ですから自分の興味・関心は見つかりづらいんですよね。
でも不登校になると狭い世界から離れることができ、広い視野でものごとを見れることがあります。
そのときに自分の好きなことに気がつくことがあります。
好きなものに気がついたとき、それをとことん満足いくまでやればいいんです。
学校の勉強に対して悩みがあるなら、それって案外長い目で見てみれば大したことないですよ。
成績のいい学校に行きたいなら話は別ですが。
ぼくからアドバイスするなら、自分に興味・関心があるものを勉強することをおすすめします。
「学校の偏差値は低くても大丈夫」と伝えましたが、自分の興味・関心があるものに対してはとことん追求していってください。
卒業式には行きました
ぼくは中学校の卒業式に出席するか迷いました。
ですがぼくの中では、はっきりした答えはありました。
それは、「けじめだけはつけたい」ということです。
ぼくは卒業式に行き、しっかりこの学校を最後にすると決めました。
久しぶりの学校は緊張します
入学式以来の緊張感をもち登校。
教室に入るとみんなの視線がぼくに向きました。
まさに大スター状態。
自分の席に座るとクラスメイトが話しかけてきました。
何を話したか覚えていないですが、案外気さくに話せました。
卒業式が終わるまでは思ってた以上にスムーズにいけました。
卒業証書も受け取り踏ん切りがつけれました。
負け犬のまま終わりたくない
卒業式が終わって家に帰るとき、ぼくは気持ちが楽になりました。
それと同時に、学校を背にして悔しい気持ちに駆られました。

この学校に青春の時間を奪われ、死にたくなるまで追い詰められた。教師、イジメてきた奴ら、やられっぱなしやと思うなよ。いつかお前らをぜったい見返して、お前らより幸せな人生を送ってやる。
この気持ちは大人になった今でも残っており、どんなに人から辛いことや嫌なことをされても、これを思い出しては見返してやる気持ちを奮い立たせています。
どうか自分に負けないで
ぼくはみんなと違って、普通の学校生活を送れませんでした。
でも普通に学校生活を送ったみんなとは、違う世界を自分は経験しました。
ぼくは不登校を通して、貴重な経験をしてきたと思っています。
不登校になっている人は、今は苦しくて辛くてどうしようもない状況だと思います。
ぼくもそうでした。
でも自分に負けないで、人生を終わらせないでほしいです。
その悔しさは自分の胸にしまっておいて、次の新しい自分の原動力にしてほしいです。
不登校のあなたが幸せになるように願っています。
長くここまで読んでくれてありがとうございます。
Catch you later!