どうも、shoです。
不登校の子どもをもつ親御さんは、自分の子どもが不登校になってどこか異常があるのではないか、と心配していませんか?

実は、子どもが不登校になることは何もおかしいことではないです。
なぜなら、子どもが不登校になるのは人間に備わっている「防衛本能」が働いている状態であるからです。
この記事では、「不登校になることは正常な理由」についてお伝えします。
この記事を読むと、自分の子どもが不登校でも異常ではない、ということが分かります。
結論は、「自分の子どもが不登校になってもそんなに心配しなくてもいい」ということです。
よろしければご覧ください。
不登校になることは正常
自分の子どもが不登校になることは、なにもおかしいことではありません。
むしろ不登校になることは「正常」といってもよいでしょう。
ではなぜ、子どもが不登校になることは正常なのか?
それは人間に備わっている「防衛本能」がしっかりと機能しているからです。
防衛本能とは、「外の危険から自分を守るためにとる行動」のことを指します。
つまり、不登校の子どもは学校という危険な場所から自分の身を守ろうとして、学校に行かないという行動をとっているのです。
では、学校は子どもの防衛本能が機能するぐらい危険が潜んでいるのでしょうか?
それを次に詳しく解説していきます。
学校は危険な場所なのか?
そもそも学校は危険な場所なのでしょうか?
結論を言ってしまえば、学校は危険な場所ではありません。
むしろ安全な場所と言っていいでしょう。
学校が安全な場所でなければ、子どもたちは勉強できませんからね。
しかし不登校になる子どもの場合、「学校は安全な場所」という話は別のものとなってきます。
不登校の子どもの場合、「学校は危険な場所」と感じています。
では一体、不登校の子どもが「学校を危険だ」と感じるのは具体的にどのようなことなのか、かんたんにまとめてみます。
それが下記の通りです。
- 自分がいじめられる
- 授業や勉強がつらくて耐えられない
- 先生が恐い
その他にもいろいろありますが、大きくはこの3点となります。
この3点を深掘りして解説していきます。
自分がいじめられる
いじめられることは、当然自分の身に危険が襲いかかることです。
身体的ないじめ、精神的ないじめなど様々ありますが、どれも自分の身に危険が迫ります。
身に危険が迫りくると、自分を守るように行動することはあたりまえですよね。
学校内のいじめが原因で不登校になった子供は、学校が身に危険が迫ると場所だと考えます。
そもそも自分がいじめられて身に危険が迫りくるのに、わざわざそういった場所には行こうと考えません。
授業や勉強がつらくて耐えられない
学校の授業や勉強がつらくて不登校になる子どももいます。
授業や勉強そのものが危険だというわけではないですが、やはり勉強が楽しいものや面白くないものでしたら、子どものストレスは溜まる一方でしょう。
おそらく、授業や勉強から受けるストレスを不登校の子どもは避けています。
また学校の勉強は画一的なものとなっているので、それについていけない子どもはつらいでしょう。
なんでみんなできるのに自分だけできないんだろう?と比べて気にする子もいます。
こういった授業や勉強から受けるストレスを不登校の子どもは身を守っているのです。
先生が恐い
クラスの先生が恐くて学校に行かない不登校の子どももいます。
体罰は今でこそ禁止されるようになりましたが、メディアで取り上げられる先生の子どもに対する体罰事件はまだまだ氷山の一角に過ぎません。
不登校の子どもは自分が体罰されたり、同じクラスメイトの子どもが体罰される様子を見て、この先生は危険だと感じて近寄らないようにすることがあります。
また子どもに対する口調や指導の仕方などで、不登校の子どもは「この先生とはなにか合わないな・・・」と感じることもあり、自分から距離を置くようなこともあります。
以上のように、「学校が危険だ」と感じることを3つ紹介して、深掘りしました。
実はこの3点はどれもぼくが実際、不登校中に体験してきたことです。
この「危険だな」という気持ちを感じてから、ぼくは自分の身を守るために不登校になった訳ですが、今この行動を振り返ってみると「正常」だなと思います。
それは、自分の防衛本能がしっかりと機能していたからです。
学校でいじめられて、毎日同じ席で楽しくもない勉強をして、先生からの圧力を日々感じながら学校に行くことは子どもにとっては苦行です。
大人に置き換えたら、会社の上司がパワハラをして、毎日一人ではさばき切れない仕事をさせられ、取引先からの圧力を日々感じながら仕事に行くことです。
このような環境で学校や仕事に行ける方がぼくは逆に「異常」だと思います。
まとめ:不登校になることは正常です
不登校になる子どもは「正常」です。
それは、学校という危険な場所から自分の身を守ろうと「防衛本能」がしっかりと働いているからです。
ただそれが不登校という形になって現れているだけの話です。
だから不登校になる子どもはなにもおかしいことではありませんし、異常なことが起きているわけでもありません。
むしろ、異常なことが起こっているのは不登校の子どもではなく、学校側だとぼくは考えています。
学校で起こっている異常なことは、学校によってさまざまで何かはわかりません。
しかしこれはあくまでぼくの理想ですが、学校がもし良い環境だったら異常なことは起きないし、不登校の子どもなんて出てこないと思うんです。
いい環境であればそれこそ、人は勉強でも仕事でも楽しんでできると考えます。
ただそれができないということは、やはりどこかに「異常」が潜んでいると考えられます。
ぼくが伝えたいのは、「自分の子どもが不登校になってもそんなに心配しなくてもいい」ということです。
焦らずにゆっくりいきましょう^^
Catch you later!