どうも、shoです。
不登校の学生は過去にいじめられたことがあり、「いじめがなくなれば良いのに・・・」と思ったことはありませんか?

実は、いじめはどんなに対策をしていても、なくなることは絶対にありません。
なぜなら、人は相互関係の中で生きているからです。
この記事では、いじめがなくならない理由についてお伝えしていきます。
この記事を読むと、いじめはなくならないけど、いじめの背景にある人間関係の仕組みが分かるようになります。
結論は「いじめに会ったとき大丈夫なように、その対処法の術を身につけよう」です。
よろしければご覧ください。
いじめがなくならない理由
実は、いじめはどんなに対策をしていても、なくなることは絶対にありません。
たとえ政府がいじめ防止法の法律を打ち出したとしても、いじめがなくなることはないでしょう。
実際に政府は2013年6月28日に「いじめ防止対策推進法」という法律を公布しました。
そして同年9月28日にこの法律は施行はされましたが、現状いじめはなくなっていません。
上記のグラフを見て分かる通り、「いじめ防止対策推進法」が施行された2013年からでも、いじめの認知件数推移は右肩上がりです。
2020年にいじめの認知件数が下がっていますが、これはコロナによる一斉休校のため、いじめの認知件数が減ったものです。
今日もどこかの学校で、子供がクラスメイトにいじめられていることでしょう。
そしてそのいじめの現場に気づく大人も、あまりいないでしょう。
法律を作っても、大人がいじめ対策をしても、なぜいじめはなくならないのか。
その理由をお伝えしていきます。
人間には「相互関係」があるから
なぜ、いじめがなくならないのか?
それは、人間は「相互関係」の中で生きているからです。
相互関係とは、「人間は他者と関わり合いながら生きている」ということを意味します。
この相互関係があることで、ぼくたち人間は生きていけるのです。
逆にこの「相互関係」がなければ、人は生きていくことができません。
いじめというのは、この「相互関係」の延長線上に派生しています。
人はたった1人では生きていけない
たとえば、生まれたての赤子は1人では生きていけませんよね。
この記事を読んでくれている読者さんも、生まれた時は他者の手を借りたからこそ生きてこれました。
つまり、これは「相互関係」にあたります。
他者と相互に関係を持てたからこそ、生きていけるのです。
そしてこれからも生きていくには、人と「相互関係」を持ちながら生きていかなくてはいけません。
今日食べるご飯の食材も、自分以外の他者が生産してくれたからこそ食事ができます。
相互関係から派生していじめがある
ぼくも不登校のころは、たくさんいじめられてきました。
それこそ教師の目の届かないところで、髪を引っ張られたり、胸を殴られたりもしました。
このいじめも元を辿っていけば、「ぼく」と「いじめっ子」の相互関係にたどり着きます。
ぼくがいじめっ子と相互関係を持たなかったら、そもそもいじめは発生しません。
もしぼくがそのいじめっ子と違うクラスだったら、いじめられることはなかったでしょう。
要は、いじめは確率の問題にもなるかなと思います。
ここまでのことをまとめます。
- 人には相互関係がある以上、いじめはなくならない。
- いじめは他者との出会い、そして確率で起こる。
いじめをなくすには「独立自存」するしかない
いじめをなくしたいのであれば、ぼくたち人間を「独立自存」のものにしなければいけません。
独立自存とは、何者にも縛られることなく、誰からの助けを受けることなく、自分一人の力だけで存在していること。
なぜなら、いじめの元である「相互関係」を切り離さなければ、いじめはなくならないからです。
しかし、先ほどもお伝えしたように、僕たち人間は1人でいきていくことはできません。
「相互関係」なくして、人は生きてはいけません。
だから、いじめをなくすことも不可能なのです。
お釈迦さんの理論
仏教の開祖である、お釈迦さんはこのような理論を提唱しました。
つまり、「全ての物事は独立して存在などしていない」ということです。
たとえば宇宙一つにしても、これらが相互に関係しあっていることで、宇宙は成り立っています。
- 空間
- 電磁波(光)
- 重力
- 原子
- 電子
- 素粒子
また人間関係にも同じことが言えます。
- 親がいて子がいる
- 子がいることで親になれる
- 患者がいるから医者がいる
- 学びたいものがいるから教師がいる
- 読者がいるからブロガーがいる
このように全ての物事には、必ず相互関係があります。
そして互いが影響し合うことによって、物事が成り立つのです。
いじめもこの相互関係があることで、「いじめっ子」と「いじめられっ子」が出てきます。
いじめにあった時の対処法【5選】
いじめをなくすことはできないと先ほどお伝えしました。
しかし、いじめにあった時に、自分を守れる術は身につけることができます。
今回はその術を下記の通りにお伝えします。
- 学校に相談
- 保護者に相談
- やり返す
- 武道、格闘技を身につける
- スマホを駆使して、いじめられている記録を残す
詳しく解説していきます。
学校に相談
自分がいじめにあっていると思ったら、まずは学校に相談しましょう。
なぜなら、学校でいじめられているのであれば、保護者より学校に相談した方が早いからです。
誰でもいいので学校の教師をつかまえて、遠慮せず「いじめられている」と伝えるのがベストです。
大切なことは、学校側が生徒がいじめられていると言うことを認知することです。
保護者に相談
いじめられたら、保護者にも相談しましょう。
なぜなら保護者が自分の子供がいじめられていると知ったら、放っておくことがないからです。
その保護者のサポートが、いじめを解決する可能性もあります。
しかし、いじめられている子供は親に遠慮して、相談しないケースがあります。
なぜなら、親に心配をかけたくないと思うからです。
親に心配をかけたくない気持ちも分かりますが、いじめは時間が掛かれば掛かるほどよりエスカレートする傾向があります。
自分の心身が深く傷つく前に、早めに相談することをおすすめします。
やり返す
「目には目を歯には歯を」という言葉があります。
この言葉は、人が誰かを傷つけた場合、その罰は同程度のものでなければいけないという意味です。
やられたらやり返す。
これはある意味、人間社会で生き残るためには最善の策かもしれないですね。
もし自分がやられっぱなしの人生だった場合、それは納得できる生き方だと思うでしょうか?
負けが好きな人間なんていないですよね。
いじめられてやり返した場合、相手が怯むこともあるので、今後いじめられることがなくなるかもしれません。
実際、ぼくも過去にいじめられてやり返したことがあり、そこからぼくに対するいじめはなくなったことがあります。
武道、格闘技を身につける
武道、格闘技を身につけることは、いじめ対策には効果的です。
なぜなら、武道、格闘技で護身術を身につければ、自分の身を守れるからです。
たとえば胸ぐらを掴まれたら、相手の手をひねって返すこともできます。
そしてなにより、武道、格闘技を通して自分の弱さを知ることができます。
自分の弱さを知れば、その弱点を補うにはどうすればいいか考えることができます。
また、ほとんどのいじめっ子は自分より弱い人をターゲットにするので、もし自分が強ければいじめのターゲットにされることはないでしょう。
注意点として、武道、格闘技を身につけたからといって、人に強さを見せびらかしてはいけません。
あくまでも、自分を守る術だということを忘れずにしましょう。
スマホを駆使して、いじめられている記録を残す
いじめを受けたら、スマホで記録を残しておきましょう。
胸ポケットにスマホを忍び込ませておいて録音モードにしておけば、いじめられている最中の音声を記録として残すことができます。
ボイスレコーダーもありですね。
また、メモ帳アプリで毎日どんないじめを受けているか、記録していくのもありです。
まとめ:いじめがなくならない理由
今回はいじめがなくならない理由について、お伝えしてきました。
いじめがなくならないのは、人には「相互関係」があるからです。
大人がどんな法律、対策を打ち出しても、人間の根本には「相互関係」がある以上、いじめはなくなりません。
だから僕たちにできることは、いじめに会った時にどう対処していくか、これしかありません。
また、いじめられて学校に行けず勉強ができない、成績に不安がある、そんな方はお家で学習できるサービスを下記の記事にて紹介しています。
よろしければどうぞ。
どうも、shoです。 今回は、 子どもが不登校だけど、なるべく安心して学習できるおすすめの家庭教師サービスとかあったら知りたいな。 そんな方向けの記事[…]
Catch you later!