どうも、shoです。
今回はこちら
こちらを読み終えたので、ぼくなりのレビューをしていこうと思います。
よければご覧ください。
繊細さんとは
まず、「繊細さん」についてかるく説明しておきます。
繊細さんとは、
- 敏感すぎる人
- とても敏感な人
このような人のことをいいます。
しかし、他の人から「敏感すぎる人」と言われるのは、気分がいいものではありませんよね。
だってぼく個人的には、ちょっとエロい感じもしますから。
キレイなお姉さんに「敏感すぎる人ね♡」とかBARのカウンター席でいきなり言われたら、困っちゃいますもん。武田友紀先生、この場を借りてほんとうにごめんなさい。
話をもどします。
そこで、「繊細さんの本」では親しみを込めて、敏感すぎる人のことを「繊細さん」と呼んでいます。
繊細さんは性格ではない
繊細さんと言われる人の繊細さは、「性格」ではありません。
繊細さんは生まれ持った気質、すなわち「神経システム」によるもので、繊細さを出しています。
つまり、繊細な人に

と言っても、意味がないのです。
なぜなら、身長がもともと低い人に

と言っていることと同じで、どうしようもない話だからです。
ぼくは繊細さんでした
この「繊細さんの本」を中に、繊細さん診断テストがありました。
23項目中、12個以上あてはまると繊細さんなのですが、ぼくは17項目もあてはまりました(笑)
ちょっとあてはまりすぎてビビっております。
ぼくは昔から周りの人たちに比べて、
- 深く考えこむ
- 豆腐メンタルですぐ落ち込んでしまう
- 大人数の中にいると疲れてしまう
このようなことがしょっちゅうありました。
ぼくはこれらを「自分の性格」なんだと受けっとていましたが、「繊細さんの本」を読んだあと、これらは自分の性格ではなく「生まれ持った気質」なんだとわかりました。
繊細はつらいよ
ぼくは本当にこの「繊細気質」にはすごく悩まされていて、職場なんかでもとても苦労しました。
上司に不快な思いをさせないように立ち回ったり、相手がイライラしてたら「自分のせいかな?」と思っちゃったりして。
注意されたり、なんか言われたときは、その日はすごく落ち込むし、1週間ぐらいブルーな気持ちになります(笑)
落ち込んでから回復までにすごく時間はかかるし、こんな自分が嫌いでした。
職場で、

とか言われて、

そうか、ぼくは暗く見られているんやな。
と思って、暗く見られないよう笑顔をつくって過ごしていましたが、それが逆にしんどくって。
家に帰ったときはばたんきゅー。。。
お客さんからクレームが入ったときなんかは、もう地獄でしたね。
ありのままの自分を出していく
繊細は気質なので、
- 大胆になろう
- 鈍感になろう
- 深く考えないでおこう
と自分を変えようとしても、なかなか変えられないんですよね。
だって、肌の色が黄色なのと同じで、繊細さも生まれ持った気質だからです。
じゃあこの先も繊細さんは、職場や家庭内の中でも繊細さがあることで生き辛さを感じて生きていかなければならないのか?と思いますが、実はそうでもありません。
ここで朗報なのが、繊細さんは「もっと自分らしく、ありのままを生きていけばいい」ということです。
わお。なんてこった。エルサみたいですね。
ぼくは雪山の中を歩きながら服を脱いでいって、最後は全裸になって雪山を駆け回ろうと思います。武田友紀先生、この場を借りてほんとうにごめんなさい。ぼくのありのままって、たぶんこんなんです。
人間関係の基本構造と殻をやぶる大切さ
人間関係の基本構造はとてもシンプルです。
それは
頼み事を断っていい
繊細さんが苦手なことその1は、「頼み事を断る」です。
繊細さんは頼み事をされると、つい相手を優先してしまい自分のことを後回しにします。
これ繊細さんにとってはめっちゃあるあるじゃないですか?
ぼくも相手から頼み事をされると、ついそれを優先してやってしまいます。
なぜなら、「相手に嫌われたくないから」
でも相手からの頼み事を次々と受けてしまうと、キャパオーバーしてしまい自分がしんどくなるんですよね。
なのでそうならないためにも、自分ができそうにない頼み事は断ってみましょう。
相手に「できません」と言ってしまえば、その頼み事は他の人のところにいくかもしれません。
人を嫌いになってもいい
繊細さんが苦手なことその2は、「人を嫌いになる」です。
繊細さんはムリして、関わる全ての人を好きになろうとします。
昔のぼくもこれでした(笑)
なぜなら、「人に嫌われたくないから」2回目
でもぼくは最近、人を嫌いになれるようになりました。
というのも最近、プライベートでぼくと初めて合う人がいたんですが、初見なのに

と感じたんですよね。
その人と三時間くらい一緒にいたんですが、案の定その人の性格がどうも難ありだったということがわかりました。
後日、その日からその人とは距離を置いて、全然関わらないようにしました。
今はストレスフリーです。
繊細さんはセンサーがとても敏感なので、初見の人でも「この人なんか合わない」と感じたら、それ大体あってます。
ぼくがそうでしたから(笑)
繊細さんはそのセンサーを大切にして、関わる人を選んでいくと楽に生きれます。
人を頼っていい
繊細さんが苦手なことその3は、「人を頼ること」です。
繊細さんは、相手をすごく気遣うので人に頼れません。
相手が忙しそうな雰囲気を出していようものなら、質問もできません。
はい、ぼくです。
学校とかでわからないところがあっても、遠慮して先生に聞かずに自分で解決してしまうタイプです(笑)
ぼくが相手に頼ることができないのは、
- 相手の時間を奪ってしまう
- 忙しいときに呼ぶなと思われそう
という考えが先行してしまい、相手に頼ることがなかなかできないからです。
その結果、自分はできないままなので先に進めないという状況になり、時間がかかってしまいます。
しかしこれではいつまで経っても、らちが明かないです。
なので、小さなことから頼ることを始めて練習していきましょう。
たとえば、「しょうゆ取って」とかです。
電車の駅で迷ったときは、駅員さんに聞いてみるとか。自分はスマホで調べてしまうタイプです。
小さな頼みごとを積み重ねることによって、人に頼ることができます。
ぼくも今日なにか頼んでみようと思います。


まとめ:自分を受け入れて生きていこうと思う
ぼくは繊細さんでした。
なんでこんなにも生きづらいのだろうかと感じており、日本の空気感のせいか?とも思っていました。
日本を抜け出して、どこか海外にでも飛んで暮らしていくのも悪くないかなぁと考えたこともあります。
でもこの本を読んで、自分は繊細だったのかと気づき、いろいろな出来事に気づいてしまうため、生きづらかったのかもしれません。
また、「繊細」は性格ではなく「気質」なため、自分を変えようとするのはムリを強いるため辛くなってしまいます。
だからその「繊細」を逆に活かして生活すると、よりよい人生を歩めるのではないかと思いました。
繊細な自分が嫌いでしたが、「繊細さんの本」を読んで、繊細も悪くないなと思いました。
とくに共感したのが、繊細さんはなにげない些細なことで心がホッコリできることです。
たとえば、ぼくは
- 温かいコーヒから湯気がたっている
- カーテンがそよ風で揺れている
- 帰り道の夕方の景色がきれい
などで心がほっこりとします(笑)
つまり他の人では味わえない体験を、繊細さんでは体験できるのです。
また、繊細さんはものごとを深く考えることができるので、それが楽しときもあります。
「人間の本質はものを考えることにある」と誰かが言っていましたが、ぼくにはぴったりの言葉です。
このように自分の繊細さを受け入れて、繊細を活かして生きていくと、より豊かな人生を歩めるかもしれませんね。
Catch you later!